“はうせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
方正60.0%
砲聲20.0%
芳声20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼(かれ)が天性(てんせい)の柔(やさ)しいのと、人(ひと)に親切(しんせつ)なのと、禮儀(れいぎ)の有(あ)るのと、品行(ひんかう)の方正(はうせい)なのと、着古(きぶる)したフロツクコート、病人(びやうにん)らしい樣子(やうす)、家庭(かてい)の不遇(ふぐう)、是等(これら)は皆(みな)總(すべ)て人々(ひと/″\)に温(あたゝか)き同情(どうじやう)を引起(ひきおこ)さしめたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
〔評〕伏水(ふしみ)戰を開き、砲聲(はうせい)大内(おほうち)に聞え、愈激(はげ)しく愈近(ちか)づく。岩倉公南洲に問うて曰ふ、勝敗(しようはい)何如と。南洲答へて曰ふ、西郷隆盛在り、憂ふる勿れと。
人々何ぞ直ちに自己の胸臆を叙して思ひのまゝを言はざる、去れど人ありて思(おもひ)の儘(まゝ)を書かんとして筆を執(と)れば、筆忽ち禿(とく)し、紙を展(の)ぶれば紙忽ち縮む、芳声(はうせい)嘉誉(かよ)の手に唾(つば)して得らるべきを知りながら
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)