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ぬさ
ふりがな文庫
“ぬさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヌサ
語句
割合
幣
84.0%
幣帛
16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幣
(逆引き)
「白木綿花(神に捧げる
幣
(
ぬさ
)
の代用とした造花)に」などと現代の人の耳に直ぐには合わないような事を云っているが
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
不思議
(
ふしぎ
)
なことにそんな
場合
(
ばあい
)
には、いつも
額
(
ぬかづ
)
いている
私
(
わたくし
)
の
頭
(
あたま
)
の
上
(
うえ
)
で、さらっと
幣
(
ぬさ
)
の
音
(
おと
)
が
致
(
いた
)
します。その
癖
(
くせ
)
眼
(
め
)
を
開
(
あ
)
けて
見
(
み
)
ても、
別
(
べつ
)
に
何
(
なに
)
も
見
(
み
)
えはしませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ぬさ(幣)の例文をもっと
(21作品)
見る
幣帛
(逆引き)
彼はその深夜に動いて行く
松明
(
たいまつ
)
の輝きを想像し、
榊
(
さかき
)
、
籏
(
はた
)
なぞを想像し、
幣帛
(
ぬさ
)
、弓、
鉾
(
ほこ
)
なぞを想像し、その想像を同門の人たちのささげて行く四大人の御霊代にまで持って行った。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
多勢村のものが寄集まつて一人の眼隱した男を
取圍
(
とりま
)
いて居る
光景
(
ありさま
)
を一寸想像して見て下さい。激昂した衆人の祈祷の中で、その男の手にした
幣帛
(
ぬさ
)
が次第に震へて來ることを想像して見て下さい。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ぬさ(幣帛)の例文をもっと
(4作品)
見る
“ぬさ”の意味
《名詞》
ぬさ【幣】
神前に供える布又は紙、御幣|ごへい。幣帛。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
みてぐら
かね
さつ
しで
へい
まひ
みやじり
ゆいのう
ヌサ
へいはく