“ゆいのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
結納98.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに結納ゆいのうの品を取りかわし、箪笥たんす、長持から、針箱のたぐいまで取りそろえてお粂を待っていてくれるという先方の厚意に対しても
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
と云うようなはなしになって、それでは、帰国した上で、双方の主君の許可ゆるしを得て、改めて、日もきめよう、結納ゆいのうも交そうとなった。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこでゆいのう鍾太史しょうたいしの家へ納れて婚約を結んだ。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)