“にげさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逃去77.8%
迯去11.1%
遁去11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チッバルトは其儘(そのまゝ)一旦(たん)逃去(にげさ)りましたが、やがて又(また)取(と)って返(かへ)すを、今(いま)や復讐(ふくしう)の念(ねん)に滿(み)ちたるロミオが見(み)るよりも、電光(でんくわう)の如(ごと)く切(き)ってかゝり、引分(ひきわ)けまする間(ひま)さへもござらぬうちに
貸呉(かしくれ)候樣(やう)申に付旅籠屋(はたごや)に非(あら)ずと斷(ことわ)りし處(ところ)其後は音も仕(つかま)つらず候故何方へか參りしやと存じ休(やす)み候に夜(よ)丑刻(やつどき)過頃(すぎごろ)忍(しの)び入金子五百兩盜み迯出(にげいづ)る時家内の者目を覺(さま)し追駈(おつかけ)候へども此僧足早に迯去(にげさ)り候を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「姿を映して見るものなり、御僧(おんそう)も鼻を映して見たまえかし。」といいさま鏡を差向けつ。蝦蟇法師は飛退(とびすさ)りて、さも恐れたる風情にて鼻を飛ばして遁去(にげさ)りける。
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)