“のがれさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逃去50.0%
遯去50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は覚えず身をふるはし申候。而も取られし手を振払ひて、逃去のがれさる決断もなく、否、寧ろ進んで闇のうちおちいりたき熱望に駆られ候。
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
帝命じて各々帰省せしめたもう。燕王くらいきて、諸官員の職をなげうって遯去のがれさりし者の官籍を削る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)