トップ
>
ながめい
ふりがな文庫
“ながめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ナガメイ
語句
割合
眺入
66.7%
長銘
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眺入
(逆引き)
直行は又その辛し、恨し、悲しとやうの情に堪へざらんとする満枝が顔をば、
窃
(
ひそか
)
に
金壺眼
(
かなつぼまなこ
)
の一角を
溶
(
とろか
)
しつつ
眺入
(
ながめい
)
るにぞありける。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
窓に
色硝子
(
いろガラス
)
などをはめた湯殿には、板壁にかかった姿見が、うっすり
昨夜
(
ゆうべ
)
の湯気に曇っていた。お島はその前に立って、いびつなりに映る自分の顔に
眺入
(
ながめい
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
塵
(
ちり
)
をだに
容
(
ゆる
)
さず澄みに澄みたる添景の
中
(
うち
)
に立てる彼の
容華
(
かほばせ
)
は清く
鮮
(
あざやか
)
に
見勝
(
みまさ
)
りて、
玉壺
(
ぎよくこ
)
に白き花を
挿
(
さ
)
したらん
風情
(
ふぜい
)
あり。静緒は女ながらも
見惚
(
みと
)
れて、
不束
(
ふつつか
)
に
眺入
(
ながめい
)
りつ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ながめい(眺入)の例文をもっと
(2作品)
見る
長銘
(逆引き)
それも
其筈
(
そのはず
)
昔
(
むか
)
しをくれば
系圖
(
けいづ
)
の
卷
(
まき
)
のこと
長
(
なが
)
けれど、
徳川
(
とくがは
)
の
流
(
なが
)
れ
末
(
すゑ
)
つかた
波
(
なみ
)
まだ
立
(
た
)
たぬ
江戸時代
(
えどじだい
)
に、
御用
(
ごよう
)
お
側
(
そば
)
お
取次
(
とりつぎ
)
と
長銘
(
ながめい
)
うつて、
席
(
せき
)
を八
萬
(
まん
)
騎
(
ぎ
)
の
上坐
(
じやうざ
)
に
占
(
し
)
めし
青柳右京
(
あをやぎうきやう
)
が
三世
(
さんぜ
)
の
孫
(
まご
)
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ながめい(長銘)の例文をもっと
(1作品)
見る