“ちゅうしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
衷心72.6%
注進17.7%
中心6.5%
忠臣3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでわれわれは、彼らの命が助かることを衷心ちゅうしんから希望する者であり、そのためには常に尽力を惜しまない者である。
死刑囚最後の日 (新字新仮名) / ヴィクトル・ユゴー(著)
勝豊は、養父と秀吉との関係が日にまして険悪になりつつある情勢にたいし、衷心ちゅうしん、憂いていたところだったのである。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、すぐに大和やまとへ早うまの使いを立てて、おんおば上の飯豊王いいとよのみこにご注進ちゅうしん申しあげました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
芸人の妻の癖に、かも注進ちゅうしんする相手の男の性質を知ったなら、それほど煽られずともよさそうなものをお艶はまともにそれを受けた。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
野犬やけんの一ぐんは、ジャックを中心ちゅうしんにして、自分じぶんたちの生活せいかついとなむことにしました。
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しん中心ちゅうしん御方おかたであることさえもぞんじませんでした。
「マア! 何もかくさなくったッていいじゃありませんか。どういうㇼ訳わけなんですか聴かせて下さい。実はコレコレとネ。女だって、わたしあ、あなたの忠臣ちゅうしんじゃありませんか。」
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「——雅家まさいえ北畠きたばたけと号す——北畠親房きたばたけちかふさその子顕家あきいえ顕信あきのぶ顕能あきよしの三子と共に南朝なんちょう無二の忠臣ちゅうしん楠公なんこう父子と比肩ひけんすべきもの、神皇正統記じんのうしょうとうきあらわして皇国こうこくの正統をあきらかにす」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)