“こみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
77.8%
中心5.6%
古見5.6%
小見5.6%
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早々申上御安堵ごあんどさせ奉つらんと一※に存じこみ君臣のれいを失ひ候段恐入奉つり候よつて兩人は是より差控仕さしひかへつかまつる可と座を退しりぞかんとするを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この御免をきっかけに、彼はふくさを持ち添えて中心こみに手を掛けた。それから注意ぶかく光線をうしろに据わりなおした。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
会主がその道の巧者だから、持ち寄った刀には、中心こみを紙で巻いて銘を隠しただけで、番号札はつけてない。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かつて私は西南の島々に、幾つかの古見こみまたは久米くめと呼ばれる地域があり、いずれも稲作の古く行われた痕跡こんせきらしいと説いておいたことがある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
各々その西南側に古見または久米という旧地があり、さらに南端の八重山群島のまんなかに、古見こみまたは球美くみという稲作の大きな根拠地があったのである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それから市川左団次いちかわさだんじ門下の人の話に吉原の小見こみせへふりの客で上ったら
怪談 (新字新仮名) / 平山蘆江(著)
白い襟首えりくび、黒い髪、鶯茶うぐいすちゃのリボン、白魚のようなきれいな指、宝石入りの金の指輪——乗客がこみ合っているのとガラス越しになっているのとを都合のよいことにして
少女病 (新字新仮名) / 田山花袋(著)