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古見
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こみ
ふりがな文庫
“
古見
(
こみ
)” の例文
かつて私は西南の島々に、幾つかの
古見
(
こみ
)
または
久米
(
くめ
)
と呼ばれる地域があり、いずれも稲作の古く行われた
痕跡
(
こんせき
)
らしいと説いておいたことがある。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
各々その西南側に古見または久米という旧地があり、さらに南端の八重山群島のまんなかに、
古見
(
こみ
)
または
球美
(
くみ
)
という稲作の大きな根拠地があったのである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
古見
(
こみ
)
がかつて一たびは南島文化の一中心であって、しかも近世に入ってから他に類例もないほどの激しい盛衰を
経
(
へ
)
ているということだけは、弘く世上に向かって
是非
(
ぜひ
)
とも説き立てて置かねばならぬ。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“古見”で始まる語句
古見岳