“たんぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
短文66.7%
反分33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
B あゝ、あれは駄目だめだよ。葉書はがきまいぐらゐの短文たんぶんで、ちよつといた面白おもしろことやう名士めいしいくらもないからな。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
包紙つゝみがみ幾度いくたびふところれしたとえていたれてよごれてる。祝詞のつときはめて短文たんぶんであつた。神官しんくわんはそれをきはめて悠長いうちやうこゑげてんだがそれでもいくらも時間じかんらなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
合わせることになるわけで、女子おなごにもつとめが科せられるはずだとおぼえておる。十三歳から二十歳までの女一人に、一か月につき木綿糸もめんいと反分たんぶんを上納させるんですな——
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)