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せともの
ふりがな文庫
“せともの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
瀬戸物
58.6%
陶器
31.0%
陶品
3.4%
磁器
3.4%
陶物
3.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀬戸物
(逆引き)
あちこちに大きな
瀬戸物
(
せともの
)
の工場や製糸場ができました。そこらの畑や田はずんずん
潰
(
つぶ
)
れて家がたちました。いつかすっかり町になってしまったのです。
虔十公園林
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
せともの(瀬戸物)の例文をもっと
(17作品)
見る
陶器
(逆引き)
その他そこらには呉服屋、
陶器
(
せともの
)
屋、葉茶屋、なぞがあったようだが私はそれらについて懐かしい何の思い出もない。
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
せともの(陶器)の例文をもっと
(9作品)
見る
陶品
(逆引き)
陶品
(
せともの
)
のビンから
注
(
つ
)
いだ飲み物が女の手から渡された。謙作は
箸
(
はし
)
を置いてそれを口にした。と、謙作の前には
華
(
はなやか
)
な世界が来た。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
その
途端
(
とたん
)
に扉の
軋
(
きし
)
る音がして入った者があった。それは白い
前垂
(
まえだれ
)
をした
壮
(
わか
)
い女が盆の上に
瓢箪
(
ひょうたん
)
の形をした
陶品
(
せともの
)
のビンを載せ、それに小さな
脚
(
あし
)
の長いコップを
添
(
そ
)
えて持って来たところであった。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
せともの(陶品)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
磁器
(逆引き)
文身
(
ほりもの
)
の様に
雲竜
(
うんりゅう
)
などの
模様
(
もよう
)
がつぶつぶで記された型絵の
燗徳利
(
かんどくり
)
は女の左の手に、いずれ
内部
(
なか
)
は
磁器
(
せともの
)
ぐすりのかかっていようという
薄鍋
(
うすなべ
)
が
脆
(
もろ
)
げな
鉄線耳
(
はりがねみみ
)
を右の手につままれて出で来る。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
せともの(磁器)の例文をもっと
(1作品)
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陶物
(逆引き)
座敷のまんなかに
陶物
(
せともの
)
の大きな火鉢を置いて、そばに汚れぬ
座蒲団
(
ざぶとん
)
を並べ、私の来るのを待っていたようである。私は、つくづく感心しながら
黒髪
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
せともの(陶物)の例文をもっと
(1作品)
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