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すえもの
ふりがな文庫
“すえもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
陶器
51.7%
陶物
31.0%
据物
17.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陶器
(逆引き)
手首の辺から下へ曲り、あの
陶器
(
すえもの
)
の招き猫の、あの手首そっくりであった。銅色の皮膚へ
脂肪
(
あぶら
)
が
滲
(
にじ
)
み、それが焔に照らされて、露でも垂れそうにテラテラした。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
すえもの(陶器)の例文をもっと
(15作品)
見る
陶物
(逆引き)
みじんになった
陶物
(
すえもの
)
の
破片
(
はへん
)
を越えて、どッ、
泉
(
いずみ
)
をきったような
清水
(
しみず
)
があふれだしたことはむろんだが、
猫
(
ねこ
)
もでなければ
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
の
正物
(
しょうぶつ
)
もあらわれなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すえもの(陶物)の例文をもっと
(9作品)
見る
据物
(逆引き)
一刀を払って、斬り
人
(
て
)
が、こう刀を衆に示して、
据物
(
すえもの
)
に向うと、観衆も斬り人の
呼息
(
いき
)
と一つになって、しいっとなった。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すえもの(据物)の例文をもっと
(5作品)
見る
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