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すいれん
ふりがな文庫
“すいれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
睡蓮
62.0%
水蓮
14.0%
水練
12.0%
翠簾
8.0%
翠蓮
2.0%
垂簾
2.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
睡蓮
(逆引き)
たとえば水面に浮かんでいる
睡蓮
(
すいれん
)
の花が一見ぱらぱらに散らばっているようでも水の底では一つの根につながっているようなものである。
映画芸術
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
すいれん(睡蓮)の例文をもっと
(31作品)
見る
水蓮
(逆引き)
彼らはかたときも
他
(
た
)
からはなれることなく、
水蓮
(
すいれん
)
のそばをすぎたり、ふきあげのしぶきの下をくぐったりした。そのしぶきの中には美しい
虹
(
にじ
)
が
夢
(
ゆめ
)
のようにうかんでいた。
おしどり
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
すいれん(水蓮)の例文をもっと
(7作品)
見る
水練
(逆引き)
藩中でも
屈指
(
くっし
)
の
水練
(
すいれん
)
の者がかはる/″\飛び込んで探りまはつたが、水の底からは女の髪の毛一筋すらも発見されなかつた。
梟娘の話
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すいれん(水練)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
翠簾
(逆引き)
行って見ると、京都の五条家からは奉納の
翠簾
(
すいれん
)
が来てる、平田家からは蔵版書物の
板木
(
はんぎ
)
を馬に幾
駄
(
だ
)
というほど寄贈して来てるというにぎやかさサ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
すいれん(翠簾)の例文をもっと
(4作品)
見る
翠蓮
(逆引き)
金
翠蓮
(
すいれん
)
父娘
(
おやこ
)
が何度も伏し拝んで立ち去った後も、三人は灯ともる頃まで、快飲していた。そして
蹌踉
(
そうろう
)
と夜の街へ歩き出ると、やがて四ツ辻で
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ま、そう仰っしゃらずに」と、
金老爺
(
きんろうや
)
は無理に娘の家へ
伴
(
ともな
)
って帰った。それと聞いて、奥から走りでた金
翠蓮
(
すいれん
)
が
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すいれん(翠蓮)の例文をもっと
(1作品)
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垂簾
(逆引き)
しかし、すぐにその怒りを
宥
(
なだ
)
めて
掌
(
てのひら
)
の中に
転
(
ころば
)
して見る、やぶれかぶれの風流気が彼の心の一隅から頭を
擡
(
もた
)
げた。彼は
僅
(
わず
)
かばかりの荷物のなかを
掻
(
か
)
き廻して、よれた麻の
垂簾
(
すいれん
)
を探し出した。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
すいれん(垂簾)の例文をもっと
(1作品)
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