“ひつじぐさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
睡蓮50.0%
莠句冊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路傍は高萱たかがやと水草と、かはる/″\濃淡の緑を染め出せり。水は井字の溝洫かうきよくに溢れて、處々のよどみには、丈高き蘆葦あし、葉ひろ睡蓮ひつじぐさ(ニユムフエア)を長ず。
睡蓮ひつじぐさはな
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
その冠を見れば、ネミの湖にて摘みたる白き睡蓮ひつじぐさ(ニユムフエア)の花なりき。かしこには尊きミケルの毒龍と鬪へるあり。尊きロザリアは深碧なる地球の上に、薔薇の花を散らしたり。
しかも「英草紙」の好評は、その続編「繁野話しげしげやわ」(明和三年刊)を後続させ、さらに「垣根草かきねぐさ」(明和七年刊)「莠句冊ひつじぐさ」(天明六年刊)を世におくり出した。
雨月物語:04 解説 (新字新仮名) / 鵜月洋(著)
しかも「英草紙」の好評は、その続編「繁野話しげしげやわ」(明和三年刊)を後続させ、さらに「垣根草かきねぐさ」(明和七年刊)「莠句冊ひつじぐさ」(天明六年刊)を世におくり出した。