“高萱”の読み方と例文
読み方割合
たかがや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路傍は高萱たかがやと水草と、かはる/″\濃淡の緑を染め出せり。水は井字の溝洫かうきよくに溢れて、處々のよどみには、丈高き蘆葦あし、葉ひろ睡蓮ひつじぐさ(ニユムフエア)を長ず。
河上かはかみ根白ねじろ高萱たかがやあやにあやにさ寝さ寝てこそことにしか」(三四九七)というのがあって参考になる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
川岸の根白ねじろ高萱たかがやかげもよし釣しがてらやここに涼まん
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)