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高萱
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たかがや
ふりがな文庫
“
高萱
(
たかがや
)” の例文
路傍は
高萱
(
たかがや
)
と水草と、かはる/″\濃淡の緑を染め出せり。水は井字の
溝洫
(
かうきよく
)
に溢れて、處々の
澱
(
よど
)
みには、丈高き
蘆葦
(
あし
)
、葉
闊
(
ひろ
)
き
睡蓮
(
ひつじぐさ
)
(ニユムフエア)を長ず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「
河上
(
かはかみ
)
の
根白
(
ねじろ
)
高萱
(
たかがや
)
あやにあやにさ寝さ寝てこそ
言
(
こと
)
に
出
(
で
)
にしか」(三四九七)というのがあって参考になる。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
川岸の
根白
(
ねじろ
)
高萱
(
たかがや
)
かげもよし釣しがてらやここに涼まん
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
みだれ
伏
(
ふ
)
す
根
(
ね
)
じろ
高萱
(
たかがや
)
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
崖に沿ひて
一條
(
ひとすぢ
)
の
細徑
(
ほそみち
)
あり。迂𢌞して初の街道に通ず。われは
高萱
(
たかがや
)
を分け
小草
(
をぐさ
)
を踏みて行きしに、月は高き石垣の上を照して、
三人
(
みたり
)
の色蒼ざめたる
首
(
かうべ
)
の、鐵格の
背後
(
うしろ
)
より、我を
覗
(
うかゞ
)
ふを見たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
萱
漢検準1級
部首:⾋
12画
“高”で始まる語句
高
高価
高輪
高尚
高麗
高野
高嶺
高原
高山
高邁