“蘆葦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろい60.0%
あし20.0%
あしよし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巨木うっそうと天地をおおうとりました、蘆葦ろい茫々ぼうぼうとしげれることは咫尺しせきを弁ぜざる有様、しかも、目の極まる限りは坦々たんたんとした原野つづき
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
路傍は高萱たかがやと水草と、かはる/″\濃淡の緑を染め出せり。水は井字の溝洫かうきよくに溢れて、處々のよどみには、丈高き蘆葦あし、葉ひろ睡蓮ひつじぐさ(ニユムフエア)を長ず。
願うところは後の日この荒野に水湧き出で、野犬の棲処すみか蘆葦あしよしの繁茂する処とならんことである。
帝大聖書研究会終講の辞 (新字新仮名) / 矢内原忠雄(著)