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蘆葦
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ろい
ふりがな文庫
“
蘆葦
(
ろい
)” の例文
巨木うっ
蒼
(
そう
)
と天地を
覆
(
おお
)
うとりました、
蘆葦
(
ろい
)
の
茫々
(
ぼうぼう
)
としげれることは
咫尺
(
しせき
)
を弁ぜざる有様、しかも、目の極まる限りは
坦々
(
たんたん
)
とした原野つづき
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
蘆葦
(
ろい
)
のたぐいでも生えているようなところであろうか、そこに弱々しい赤蜻蛉の飛んでいる趣は、野分のあとの空気に極めてよく調和している。平凡に似て平凡ではない。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
昔の
廓壕
(
くるわぼり
)
の
名残
(
なご
)
りでもあるが、水の湾入して、
蘆葦
(
ろい
)
の生いかぶさって、その間に、面白い形をした松が所々にうねっている、その間を、
蘆分小舟
(
あしわけおぶね
)
の画面になって、米友が漕いで行くのは
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
葦
漢検準1級
部首:⾋
13画
“蘆葦”で始まる語句
蘆葦茅草
蘆葦人長