“じらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
爾来94.2%
爾來2.9%
地雷1.2%
尓来0.6%
従来0.6%
時来0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(この「光雲翁昔ばなし」は大正十一年十一月十九日(日曜日)の夜から始め出し、爾来じらい毎日曜の夜ごとに続き、今日に及んでいる。
爾來じらい日本建築にほんけんちく漸次ぜんじ進歩しんぽして堅牢けんらう精巧せいかうなものをしやうずるにいたつたが、これは高級建築かうきふけんちく必然的條件ひつぜんてきでうけんとしてあらはれたので、地震ぢしん考慮かうりよしたためではない。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
尓来じらい十年間、社会教育方面の仕事のために、南船北馬している私である。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「イヤ、浦和さん」と吾妻は乗出で「信用なさらぬのは御道理ごもつともです、く云ふ僕が最初は如何どうしても出来なかつたですから、——御承知の如く僕は従来じらい篠田をほとんど崇拝して居たんでせう、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
僕はこのアルントを郁文堂いくぶんだうに売り金六円にかへたるを記憶す、時来じらい星霜せいさうけみすること十余、僕のアルントを知らざることは少しも当時に異ることなし。
その頃の赤門生活 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)