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じゆんぜん
ふりがな文庫
“じゆんぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
純然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
純然
(逆引き)
僕
(
ぼく
)
は
子供心
(
こどもごころ
)
にも
此樣子
(
このやうす
)
を
見
(
み
)
て
不審
(
ふしん
)
に
思
(
おも
)
つたといふは、
其男
(
そのをとこ
)
の
衣服
(
みなり
)
から
風采
(
ふうさい
)
から
擧動
(
きよどう
)
までが、
一見
(
いつけん
)
百姓
(
ひやくしやう
)
です、
純然
(
じゆんぜん
)
たる
水呑百姓
(
みづのみひやくしやう
)
といふ
體裁
(
ていさい
)
です
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
右
(
みぎ
)
の
如
(
ごと
)
く
純然
(
じゆんぜん
)
たる
古代
(
こだい
)
の
葬坑
(
さうかう
)
で、
住居跡
(
すまゐあと
)
なんどいふのは
愚説
(
ぐせつ
)
の
甚
(
はなはだ
)
しいのである。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
けれども
僕
(
ぼく
)
の
故郷
(
くに
)
は
二萬石
(
にまんごく
)
の
大名
(
だいみやう
)
の
城下
(
じやうか
)
で、
縣下
(
けんか
)
では
殆
(
ほと
)
んど
言
(
い
)
ふに
足
(
た
)
らぬ
小
(
ちひさ
)
な
町
(
まち
)
、
殊
(
こと
)
に
海陸
(
かいりく
)
共
(
とも
)
に
交通
(
かうつう
)
の
便
(
べん
)
を
最
(
もつと
)
も
缺
(
かい
)
て
居
(
ゐ
)
ますから、
純然
(
じゆんぜん
)
たる
片田舍
(
かたゐなか
)
で
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
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