“したは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下葉55.6%
下端22.2%
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初霜はつしもけて、昨夜さくやえんげられた白菊しらぎくであろう、下葉したはから次第しだいれてゆくはな周囲しゅういを、しずかにっている一ぴきあぶを、ねこしきりにってじゃれるかげが、障子しょうじにくっきりうつっていた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
銅の下端したはが広がっている形なので「端広はびろ」と呼んだのではないでしょうか。把手とっても太くて握りよく、珍らしい形で他の地方では余り見かけません。これを砲金ほうきんでも作ります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
私は次第々々に詩人の生活のしたはしさを思返した。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)