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さんじつぷん
ふりがな文庫
“さんじつぷん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
三十分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十分
(逆引き)
さて
銀側
(
ぎんがは
)
の
懷中
(
くわいちう
)
時計
(
どけい
)
は、
散策
(
さんさく
)
の
際
(
さい
)
も
身
(
み
)
を
放
(
はな
)
さず、
件
(
くだん
)
の
帶
(
おび
)
に
卷着
(
まきつ
)
けてあるのだから、
時
(
とき
)
は
自分
(
じぶん
)
にも
明
(
あきら
)
かであらう、
前
(
さき
)
に
郵便局
(
いうびんきよく
)
の
前
(
まへ
)
を
通
(
とほ
)
つたのが
六時
(
ろくじ
)
三十分
(
さんじつぷん
)
で、
歸
(
かへ
)
り
途
(
みち
)
に
通懸
(
とほりかゝ
)
つたのが
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
灯
(
ひ
)
の一つ二つ残れる広き所に散りぼひたる長椅子の上には、私より先に
早
(
は
)
や三四人の人、白き
団扇
(
うちは
)
を稀に動かしつつ
眠
(
ねむり
)
を求めてあるを見受け
候
(
さふらふ
)
。
三十分
(
さんじつぷん
)
もその
一人
(
ひとり
)
となりてあり
候
(
さふら
)
ひけん。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
東京驛
(
とうきやうえき
)
に
着
(
つ
)
いたのは、まだ
三十分
(
さんじつぷん
)
ばかり
發車
(
はつしや
)
に
間
(
ま
)
のある
頃
(
ころ
)
であつた。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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