“さいせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
細節44.4%
細説22.2%
再説11.1%
最拙11.1%
歳殺11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし枳園は平生細節さいせつかかわらぬ人なので、諸方面に対して、世にいう不義理が重なっていた。中にも一、二件の筆紙にのぼすべからざるものもある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
もしそれが非常ひじよう地震ぢしんだと判斷はんだんされたならば、自分じぶん居所ゐどころ如何いかんによつて處置方法しよちほう/\かはられなければなるまい。それについては、以下いか各項かくこうおい細説さいせつするつもりである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
このこと最後さいごこうおい再説さいせつすることだからこゝには説明せつめいりやくするが、とにかく餘震よしんおそれるにりない。たゞおそるべきは最初さいしよ大地震だいぢしん主要動しゆようどうである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
一、空想より得たる句は最美さいびならざれば最拙さいせつなり。しかして最美なるは極めてまれなり。作りし時こそ自ら最美と思へ、半年一年も過ぎて見たらんには嘔吐おうとを催すべきほどいやみなる句ぞ多き。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
すなわち、太歳たいさい神、大将軍だいしょうぐん大陰だいおん神、歳刑さいぎょう神、歳破さいは神、歳殺さいせつ神、黄幡おうばん神、および豹尾ひょうび神の八神である。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)