最拙さいせつ)” の例文
一、空想より得たる句は最美さいびならざれば最拙さいせつなり。しかして最美なるは極めてまれなり。作りし時こそ自ら最美と思へ、半年一年も過ぎて見たらんには嘔吐おうとを催すべきほどいやみなる句ぞ多き。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)