“こゝろも”の漢字の書き方と例文
語句割合
心持100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しめやかなおとあめはなほつゞいてゐる。すこしばかりえとするさむさは、部屋へやなか薄闇うすやみけあつて、そろ/\と彼女かのぢようつゝ心持こゝろもちにみちびいてく。ぱつと部屋へやがあかるくなる。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
殘らず取出し盜賊の前に差出せば次郎は莞爾につこと打笑ひ夫れで能い心持こゝろもちだらうドリヤ路用ははずんでくれようと額銀がくぎん一ツ投出なげだしサア是で何處へなりとゆきをれへ言捨道玄次郎は悠々いう/\と金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うた表面ひようめん一種いつしゆたとへで、なにべつのことがいつてあるのだらうといふ心持こゝろもちが、おこりませんか。きっとおこるとおもひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)