“ムウド”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心状50.0%
心持16.7%
情調16.7%
気分16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このチャアルス街空中館エア・ハウス、飛行旅客の待合室へ踏みこんだ刹那、ひとつの正直な反省的心状ムウドが、電波のように私の全身を走り過ぎたことを私は告白しなければならない。
踊る地平線:04 虹を渡る日 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
種々の境遇の變化の中に現れる主人公の性格を強調した心理描寫の筆をふるふべきであつたと思ふが、浮雲の如く去來する心持ムウドは描けても
蒼白い白熱瓦斯の情調ムウドが曇硝子を透して流れる。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
愛蘭アイルランドの詩人イエエツは気分ムウドほど大切なものはない、歴史上の大事件でも煎じつめると、ふとした人間の気分一つにもとづいてゐるのを見付けることが少くないといつてゐるが、実際さうで