“こづち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小槌75.0%
木槌14.3%
小鎚7.1%
子槌3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西施せいし小観音こかんのん小槌こづち、おだまき、獅子丸、於呂知おろち、箱根、沖波などという白拍子しらびょうし名をそれぞれに持っており、わけて於呂知というのは
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例えばこいだとか菊水などは前者で、打出うちで木槌こづち扇子せんすの如きは後者の場合であります。煙で充分にくすぶり、これをよくきこみますから、まるで漆塗うるしぬりのように輝きます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
夢のうちなる遠近法、夏の夜風の小鎚こづちの重量、それ等は既になし。
地極の天使 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
成程なるほど子分こぶん多人数たにんずるのは子槌こづちで、れから種々いろ/\たからしますが、兜町かぶとちやうのおたくつて見ると子宝こだからの多い事。甲「だい国立銀行こくりつぎんこう大黒だいこくえん十分じふぶんります。 ...
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)