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きづち
ふりがな文庫
“きづち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
木槌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木槌
(逆引き)
最初、
木槌
(
きづち
)
で
叩
(
たた
)
くと、
刃針
(
ランセット
)
が血管の上を滑ってしまう。そこでもう一度もっとしっかり手元を決めて叩くと、
錫
(
すず
)
の手桶のなかにどくどくと血が流れ出す。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
だんまりで袋物の細工をして、時折トントンと小さい
木槌
(
きづち
)
の音をたてるばかりだった。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ツチンボは
藁細工
(
わらざいく
)
の藁を打つ
木槌
(
きづち
)
のことで、これも幾分か形が似ていると言われぬことはないが、こちらはあるいはうつぼぐさの訛り、もしくは誤ってそう解したものとも見られる。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きづち(木槌)の例文をもっと
(13作品)
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