“藁細工”の読み方と例文
読み方割合
わらざいく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駝鳥だちょうの卵や羽毛、羽扇、藁細工わらざいくのかご、貝や珊瑚さんごの首飾り、かもしかのつのふか顎骨がくこつなどで、いずれも相当に高い値段である。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
平次は下つ引を二三人狩り出すと、それを下總屋の表口に張らせ、自分と八五郎は裏木戸から——物置へ喜太郎が藁細工わらざいくをして居る一坪半ほどの小屋へ入つて行きました。
不意をうたれては、世界無比をほこる空魔艦もその乗組員も、まるで藁細工わらざいくと同じことである。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)