“小鎚”の読み方と例文
読み方割合
こづち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、鉄敷かなしきのうえに、それを置くや否、小鎚こづちを把って唇を噛みしめ、一念に鍛ち初めた。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夢のうちなる遠近法、夏の夜風の小鎚こづちの重量、それ等は既になし。
地極の天使 (新字旧仮名) / 中原中也(著)