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こうわん
ふりがな文庫
“こうわん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
港灣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
港灣
(逆引き)
即
(
すなは
)
ち
海水
(
かいすい
)
が
段々
(
だん/\
)
狹
(
せま
)
くなる
港灣
(
こうわん
)
に
流
(
なが
)
れ
込
(
こ
)
むことになり、
隨
(
したが
)
つて
沖合
(
おきあひ
)
では
高
(
たか
)
さ
僅
(
わづか
)
に
一二尺
(
いちにしやく
)
にすぎなかつた
津浪
(
つなみ
)
も、
港灣
(
こうわん
)
の
奧
(
おく
)
に
於
(
おい
)
ては
數十尺
(
すうじつしやく
)
の
高
(
たか
)
さとなるのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
屡
(
しば/\
)
海底
(
かいてい
)
の
大地震
(
だいぢしん
)
を
起
(
おこ
)
す
場所
(
ばしよ
)
に
接
(
せつ
)
し、そこに
向
(
むか
)
つて
大
(
おほ
)
きく
漏斗形
(
じようごがた
)
に
開
(
ひら
)
いた
地形
(
ちけい
)
の
港灣
(
こうわん
)
がそれに
當
(
あた
)
るわけであるが、これに
次
(
つ
)
いで
多少
(
たしよう
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
拂
(
はら
)
ふべきは、
遠淺
(
とほあさ
)
の
海岸
(
かいがん
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
明治二十九年
(
めいじにじゆうくねん
)
の
三陸大津浪
(
さんりくおほつなみ
)
は、
其原因
(
そのげんいん
)
數十里
(
すうじゆうり
)
の
沖合
(
おきあひ
)
に
於
(
お
)
ける
海底
(
かいてい
)
の
地形變動
(
ちけいへんどう
)
にあつたのであるが、
津浪
(
つなみ
)
の
常習地
(
じようしゆうち
)
たる
漏斗状
(
じようごがた
)
の
港灣
(
こうわん
)
の
奧
(
おく
)
に
於
(
おい
)
ては
圖
(
ず
)
に
示
(
しめ
)
された
通
(
とほ
)
り、
或
(
あるひ
)
は
八十尺
(
はちじつしやく
)
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
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