“明治二十九年”の読み方と例文
読み方割合
めいじにじゆうくねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治二十九年めいじにじゆうくねん三陸大津浪さんりくおほつなみは、其原因そのげんいん數十里すうじゆうり沖合おきあひける海底かいてい地形變動ちけいへんどうにあつたのであるが、津浪つなみ常習地じようしゆうちたる漏斗状じようごがた港灣こうわんおくおいてはしめされたとほり、あるひ八十尺はちじつしやく
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かの明治二十九年めいじにじゆうくねん三陸地方さんりくちほう海嘯つなみ被害區域ひがいくいきなが百五十ひやくごじゆうまいるにわたり、死者ししや二萬二千人にまんにせんにん重傷者じゆうしようしや四千四百人しせんしひやくにんいへや、ふねながされたもの、農地のうち損失そんしつなどで損害そんがい總額そうがく數千萬圓すうせんまんえんのぼりました。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
前者ぜんしやれい大正十二年たいしようじゆうにねん關東大地震かんとうだいぢしんあるひ安政元年あんせいがんねん十一月四日じゆういちがつよつかおよ同五日どういつか東海道とうかいどう南海道大地震なんかいどうだいぢしんとうであつて、後者こうしやれいとしては明治二十九年めいじにじゆうくねん六月十五日ろくがつじゆうごにち三陸大津浪さんりくおほつなみげることが出來できる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)