“漏斗形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうごがた57.1%
ろうとがた28.6%
じようごがた14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それだのに銀色の月の光が、漏斗形じょうごがたに上から降りかかり、小次郎の全身を照らしているのは、いったいどうしたというのだろう?
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
何しろこの国では本を造るのに唯機械の漏斗形ろうとがたの口へ紙とインクと灰色をした粉末とを入れるだけなのですから。
河童 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しば/\海底かいてい大地震だいぢしんおこ場所ばしよせつし、そこにむかつておほきく漏斗形じようごがたひらいた地形ちけい港灣こうわんがそれにあたるわけであるが、これにいで多少たしよう注意ちゆういはらふべきは、遠淺とほあさ海岸かいがんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)