“こうりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
光琳90.0%
光輪2.5%
甲鱗2.5%
紅鱗2.5%
降臨2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏は翡翠ひすい屏風びょうぶ光琳こうりんの筆で描いた様に、青萱あおかやまじりに萱草かんぞうあかい花が咲く。萱、葭の穂が薄紫に出ると、秋は此小川のつつみに立つ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
歳月の光輪こうりん響輪きょうりんもまた、大虚たいきょの車に過ぎない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
燦然さんぜんたる甲鱗こうりんの魚類が、水から現われてくる。巣の中の無数のへびのように、身をねじっている。彼はそれらを珍しげにながめ、指で動かし、美しいのをちょっと手に取りたくなる。
だから紅鱗こうりんひとみきそい、瞳孔どうこうひとこれを見ずという悲しい詩があるくらいだわ、おじさま、そんなに尾っぽをいじくっちゃだめ、いたいわよ、尾っぽはね、根元のほうから先の方に向けて
蜜のあわれ (新字新仮名) / 室生犀星(著)
おそおおくはございますが、我国わがくに御守護神ごしゅごしんであらせられる邇々藝命様ににぎのみことさまはじたてまつり、邇々藝命様ににぎのみことさましたがって降臨こうりんされた天児屋根命あまのこやねのみこと天太玉命あまのふとだまのみことなどともう方々かたがたも、いずれもみなそうした生神様いきがみさま