紅鱗こうりん)” の例文
だから紅鱗こうりんひとみきそい、瞳孔どうこうひとこれを見ずという悲しい詩があるくらいだわ、おじさま、そんなに尾っぽをいじくっちゃだめ、いたいわよ、尾っぽはね、根元のほうから先の方に向けて
蜜のあわれ (新字新仮名) / 室生犀星(著)