“こうばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
交番25.0%
鋼板25.0%
香盤25.0%
絞盤12.5%
鋼鈑12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつは、ふかかんじたので、丁寧ていねいあたまげて、交番こうばんましたが、みちあるきながら、もし、その主人しゅじんというのが、薄情はくじょうで、もののわからぬ人物じんぶつであったらどうであろう。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
ラジーン塗具ぬりぐ錆色さびいろ塗具ぬりぐ銅板どうばん鐵板てつぱん鋼板こうばん亞鉛塊あゑんくわい、ガツタバーカーばん、エボナイトばん硝子板せうしばん硝子管せうしくわん舷窓用げんそうよう厚硝子あつがらす螺旋鋲らせんべう鋼鉸鋲こうこうべう眞鍮鑄鋲しんちゆうじゆべう石絨衞帶せきじゆうえいたい彈心衞帶等だんしんえいたいとういたるまで
裏木戸と言っても、瀬川はもとより俳優の下足を扱う口番でもなく、無論頭取部屋に頑張がんばっている頭取の一人でもなかったが、香盤こうばんの札くらいは扱っており、役者に顔が利いていた。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
絞盤こうばんの歯車のきしむ音が船首と船尾とからやかましくえ返って聞こえ始めた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
と、なんという奇観きかん、人造人間は、ちに、身体を曲げて車輪になるのがあるかと思うと、四五人横に寝て、鋼鈑こうばんとなるものもある。