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香盤
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こうばん
ふりがな文庫
“
香盤
(
こうばん
)” の例文
菊之丞は、拡げられた
香盤
(
こうばん
)
をのぞき込む。
成程
(
なるほど
)
、何枚かの図面には、
総
(
すべ
)
て付け込みのしるしが一面に書き込まれているのだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
裏木戸と言っても、瀬川はもとより俳優の下足を扱う口番でもなく、無論頭取部屋に
頑張
(
がんば
)
っている頭取の一人でもなかったが、
香盤
(
こうばん
)
の札くらいは扱っており、役者に顔が利いていた。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“香盤”の意味
《名詞》
香炉のうち火炉が盤状のもの。
劇場における座席表。
寄席などの出番を示す表。
(出典:Wiktionary)
“香盤”の解説
香盤(こうばん)
(出典:Wikipedia)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香爐
香水