交番こうばん)” の例文
みつは、このことを交番こうばんとどけなければならぬとかんがえました。さっそく交番こうばんほうはしっていきました。彼女かのじょのいうことをいた、巡査おまわりさんは
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
みつは、ふかかんじたので、丁寧ていねいあたまげて、交番こうばんましたが、みちあるきながら、もし、その主人しゅじんというのが、薄情はくじょうで、もののわからぬ人物じんぶつであったらどうであろう。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
急病きゅうびょうかな。」と、その巡査おまわりさんは、すぐにがって、交番こうばんからました。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
おはるは、用事ようじをすまして、おうちへかえると、自分じぶんがしまっておいたお給金きゅうきんなかから、五十せん銀貨ぎんかを一まいとりだしました。そして、かみにつつんで交番こうばん巡査おまわりさんのところへもっていきました。
朝の公園 (新字新仮名) / 小川未明(著)