“げんしじだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
原始時代66.7%
原史時代33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近世きんせいになってから、人間にんげん堕落だらくした。だんだんほんとうのというものがわからなくなった。そこへいくと、まだ自然界しぜんかいは、原始時代げんしじだいからのままだ。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
天狗てんぐにはべつ両親りょうしんというものがなく、人間にんげん地上ちじょう発生はっせいした、とおとお原始時代げんしじだいに、ういうものも必要ひつようであろうという神様かみさま思召おぼしめしわば一しゅ副産物ふくさんぶつとしてうまれたものだともうすことでございます。
かようにまだ歴史れきし十分じゆうぶんあきらかではないが、ぼんやりわかつて時代じだいを、われ/\は原史時代げんしじだいといふのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
日本につぽん石器時代せつきじだい遺物いぶつのこした人間にんげんは、どういふ人種じんしゆであつたかといふことについてはいろ/\議論ぎろんがありますが、この原史時代げんしじだいにはひつて金屬きんぞく器物きぶつ使つかつてゐた人間にんげんになりますと
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)