“げきちん”の漢字の書き方と例文
語句割合
撃沈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最早もはやうたがこと出來できぬ、海蛇丸かいだまるいま立浪たつなみをどつて海水かいすいあさき、この海上かいじやう弦月丸げんげつまる一撃いちげきもと撃沈げきちんせんと企圖くわだてゝるのだ。
「あの金博士の意地悪いじわるめ。僕は、英艦隊を一挙いっきょにして撃沈げきちんしたいため、うまうまと博士の見えいた悪戯いたずらに乗せられてしまったんだ。ちくしょう、ひどいことをしやがる」
漫々まん/\たる海洋かいやううへ金銀きんぎん財寳ざいほう滿載まんさいせるふねみとめたときには、ほうまた衝角しようかくをもつて一撃いちげきもとそのふね撃沈げきちんし、のち潜水器せんすいきしづめてその財寳ざいほう引揚ひきあげるさうである。