“けんさば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
検査場50.0%
檢査塲25.0%
剣捌25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
検査場けんさばのすぐ手前よ。」
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
此年このとし三のとりまでりてなかにちはつぶれしかど前後ぜんご上天氣じやうてんき大鳥神社おほとりじんじやにぎわひすさまじく、此處こゝかこつけに檢査塲けんさばもんよりみだ若人達わかうどたちいきほひとては
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一トつきおなしよくくて霜月しもつきよりはるへかけては突羽根つくばね内職ないしよくなつ檢査塲けんさば氷屋こほりや手傳てつだひして、呼聲よびごゑをかしくきやくくに上手じやうずなれば、ひとには調法てうはうがられぬ、去年こぞ仁和賀にわか臺引だいひきにいでしより
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その声、態度、何よりも、その静中にあって四囲の物化を瞬転しゅんてん突起発動とっきはつどうせんとする剣捌けんさばきで知れるのである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)