“けつろん”の漢字の書き方と例文
語句割合
結論100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れよりは「精々せい/″\うまいもの適度てきどへ」とふのがもつと簡單かんたん要領えうれう標語へうごである。建築けんちくこと住家ぢうかでも、まさにこのとほりで、「精々せい/″\善美ぜんびなる建築けんちくつくれ」とふのが最後さいご結論けつろんである。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
地震ぢしんつていのちうしなふことをなんともおもつてゐないのかもれないなどといふ結論けつろんくだされないともかぎあるまい。實際じつさいこれは歐米人おうべいじん多數たすう日本につぽん地震ぢしんたいする觀念かんねんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
要するに結論けつろんを急ぐなかれ、死ぬとも生きるとも早くどうにかきめてもらいたいというのは凡夫ぼんぷのいう事にそうろう。いつかは消える燈火ともしびにしても、あおいで消す必要はなかるべく候う。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)