“けつせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潔清40.0%
血清40.0%
血性20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江河こうが潔清けつせいなれば女に佳麗かれい多しと謝肇淛しやてうせつがいひしもことはりなりとおもひつゝ旅宿りよしゆくかへり、云々しか/″\の事にて美人びじんたりと岩居がんきよに語りければ、岩居いふやう、かれは人の知る美女なり
醫者いしやまた藥舖くすりやつていといつた。勘次かんじまたんでつた。しかの二がう血清けつせい何處どこにも品切しなぎれであつた。それはある期間きかん經過けいくわすれば効力かうりよくくなるので餘計よけい仕入しいれもしないのだと藥舖くすりやではいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
血性けつせい大雅に過ぐるもの、何ぞ進歩の遅々たるに焦燥せうそうの念無きを得可けんや。唯、返へす返すも学ぶべきは、聖胎長養せいたいちやうやうの機を誤らざりし九霞山樵の工夫くふうなるべし。(二月七日)