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けだし
ふりがな文庫
“けだし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蹴出
47.8%
蓋
39.1%
盖
13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹴出
(逆引き)
と云いながら様子が
訝
(
おか
)
しいから瞳を定めて能く見ると、透通って見えるような
真白
(
まっしろ
)
な足を出して、赤い
蹴出
(
けだし
)
がベラ/″\見えましたから、慌てゝ立上りながら
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
けだし(蹴出)の例文をもっと
(11作品)
見る
蓋
(逆引き)
「澹父の何人なるやは未だ考へずと雖も、書中の言によりて推量するに、
蓋
(
けだし
)
備後辺の人の江戸に住みて、
藝藩邸
(
げいはんてい
)
には至密の関係ありし者なるべし」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
けだし(蓋)の例文をもっと
(9作品)
見る
盖
(逆引き)
雪の
奇状
(
きじやう
)
奇事
(
きじ
)
其
大概
(
たいがい
)
は初編に
出
(
いだ
)
せり。
猶
(
なほ
)
軼事
(
てつじ
)
有
(
ある
)
を以此二編に
記
(
しる
)
す。
已
(
すで
)
に初編に
載
(
のせ
)
たるも事の
異
(
こと
)
なるは
不舎
(
すてず
)
して
之
(
これ
)
を
録
(
ろく
)
す。
盖
(
けだし
)
刊本
(
かんほん
)
は
流伝
(
りうでん
)
の
広
(
ひろ
)
きものゆゑ、初編を
読
(
よま
)
ざる
者
(
もの
)
の
為
(
ため
)
にするの
意
(
い
)
あり。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
けだし(盖)の例文をもっと
(3作品)
見る
“けだし”の意味
《形容動詞》
けだし【蓋し】
(文章語)以下に述べる言説が、かなりの確からしさを有すること。推量の表現。おそらく。のようだ。思うに。
(漢文)確かな事柄であってもあえて言い尽くさず、ひかえめに言うこと。婉曲あるいは謙遜の表現。私の思うに。ではないだろうか。それはつまり。
(文章語)まさしく。たしかに。
《名詞》
けだし【蹴出し】
腰巻きの周りにまとう和装の下着の一種。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
けだ
おお
きせ
おい
おおい
おほ
おほひ
かい
かさ
かぶ