“くのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クノウ
語句割合
苦悩46.2%
久能46.2%
瞿能7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなたの盗(ぬす)み見た横顔は、苦悩(くのう)と疲労(ひろう)のあとが、ありありとしていて、いかにも醜(みにく)く、ぼくは眼を塞(ふさ)ぎたい想いでした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
那方(あなた)に此方なる賤機山(しづはたやま)を心指て行手は名に負駿河の府中午刻(まひる)も過て巴河(ともえがは)音(おと)にぞ知るゝ濱續(はまつゞ)き清水久能(くのう)は右の方は左にとりて富士見山茂(しげ)る夏野の草薙(くさなぎ)の宮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
乃(すなわ)ち剣を提(ひっさ)げて、衆に先だちて敵に入り、左右奮撃す。剣鋒(けんぽう)折れ欠けて、撃(う)つに堪(た)えざるに至る。瞿能(くのう)と相(あい)遇(あ)う。幾(ほと)んど能の為に及ばる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
北平の李譲(りじょう)、梁明(りょうめい)等(ら)、世子(せいし)を奉じて防守甚だ力(つと)むと雖(いえど)も、景隆が軍衆(おお)くして、将も亦(また)雄傑なきにあらず、都督(ととく)瞿能(くのう)の如き、張掖門(ちょうえきもん)に殺入して大(おおい)に威勇を奮い、城殆(ほとん)ど破る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)