“きょうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
境界37.5%
教会12.5%
彊界6.3%
教晦6.3%
教誨6.3%
景戒6.3%
胸懐6.3%
興会6.3%
興懐6.3%
驚怪6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だからぼくは当然今のようなみじめな境界きょうかい顛落てんらくすることは、始めから分り切っていたのである。
もくねじ (新字新仮名) / 海野十三(著)
一般人士のむ境界をだっしていっそう高き境界きょうかいに達したならば、夢相も夢物もみな同一の虚妄きょもうにして、すべてあるところなしとさとらるるであろうことは
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
日曜日にちようびに、村の人たちがみんなそろってでかける教会きょうかいへもこないし、日曜だからといって、ゆっくりやすむということもなかった。
いま、この教会きょうかいからもらったクレオンは、品質ひんしつ上等じょうとうとみえて、あかいろはまったく鮮紅せんこうだったし
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
二三箇月すると両方の家が一つに連なって、彊界きょうかいが解らなくなった。
黄英 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
先生の僕に対する熱心なる希望と、まざる教晦きょうかいとは、小にしてこれを言えば、これ中国のためであり、即ち中国に新しい医学の起らん事を希望せられたのであり、大にして之を言えば、これ学術のためであり、即ち新しき医学を中国に伝えようと希望されたのである。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
また。大祭日には「教誨きょうかい」で教誨師の話の後で、浪花節なにわぶしのレコードなどをかけて聴かしてくれた。また昼飯の後、大福餅をくれた。
その人 (新字新仮名) / 小山清(著)
このついでにいう、『日本霊異記』や『本朝文粋』に景戒きょうかい奝然ちょうねんが自ら羊僧と名のった由見ゆ。
しかし、その他の諸将の胸懐きょうかいは、依然、見てとるにむずかしい容子ばかりである。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一 おのれが観る処にして誤らずんば今日の青年作家は雑誌に名をいださんがために制作するもの活字になる見込なければ制作の興会きょうかいは湧かぬと覚し。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「だが、しかしです、」と、マニーロフが言い足した。「共に興懐きょうかいを分つような友人がなかったとしたら……。」
天下太平の時において、徳川幕府を擁護したるは、参河みかわ武士の典型たる大久保彦左衛門の子孫にあらずして、むしろ賄賂もしくは養子、株の売買なりとは、すこぶる驚怪きょうかいきわみなれども、事実は決してこれを否定するあたわざるなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)