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境界
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きょうかい
ふりがな文庫
“
境界
(
きょうかい
)” の例文
その
境界
(
きょうかい
)
になるのが、この回転扉だ。そこでこの回転扉をまわして中へはいると、その奥には、またもや下へ下りるトンネルがある。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
予よりは隠すべきにあらねば当時の
境界
(
きょうかい
)
を申し送り、人世を以て学校とすれば書冊の学校へ入らずも御心配あるなと、例の空想に
聊
(
いささ
)
か実歴したる着実らしき事を交えて書送りたり。
良夜
(新字新仮名)
/
饗庭篁村
(著)
一般人士の
踏
(
ふ
)
む境界を
脱
(
だっ
)
していっそう高き
境界
(
きょうかい
)
に達したならば、夢相も夢物もみな同一の
虚妄
(
きょもう
)
にして、すべてあるところなしと
悟
(
さと
)
らるるであろうことは、あたかも先に掲げた例のとおり
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
地球面の人類、その数億のみならず、
山海
(
さんかい
)
天然
(
てんねん
)
の
境界
(
きょうかい
)
に
隔
(
へだ
)
てられて、
各処
(
かくしょ
)
に群を成し各処に
相分
(
あいわか
)
るるは止むを得ずといえども、各処におのおの衣食の
富源
(
ふげん
)
あれば、これによりて生活を
遂
(
と
)
ぐべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ドリス自身には、
技芸
(
ぎげい
)
の発展が出来なくて気の毒だのなんのと云ったって、分からないかも知れない。結構ずくめの
境界
(
きょうかい
)
である。崇拝者に取り巻かれていて、望みなら何一つ
愜
(
かな
)
わないことはない。
世界漫遊
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ユリウス・ダビット
(著)
▼ もっと見る
元々あの若い職工さんが、
誤
(
あやま
)
ってぼくを放送機にとりつけたのであった。だからぼくは当然今のようなみじめな
境界
(
きょうかい
)
に
顛落
(
てんらく
)
することは、始めから分り切っていたのである。
もくねじ
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“境界”の意味
《名詞》
物と物との境。疆界。極限。
(出典:Wiktionary)
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
界
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“境”で始まる語句
境内
境
境遇
境涯
境目
境地
境川
境木峠
境木
境論