“けうがい”の漢字の書き方と例文
語句割合
境界100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此身このみ雲井くもゐとりがひ自由じゆうなる書生しよせい境界けうがいいましばしはあそばるゝこゝろなりしを、きの故郷ふるさとよりの便たよりにいはく、大旦那おほだんなさまこと其後そのご容躰ようだいさしたること御座ござなく候へども
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この身は雲井の鳥の羽がひ自由なる書生の境界けうがいに今しばしは遊ばるる心なりしを、先きの日故郷ふるさとよりの便りにいはく、大旦那さまことその後の容躰ようだいさしたる事は御座なくさうらへ共
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)