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胸懐
ふりがな文庫
“胸懐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むなぶところ
50.0%
きょうかい
25.0%
ふところ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなぶところ
(逆引き)
さう云ひながら父は、彼の痩せた
胸懐
(
むなぶところ
)
に顔を埋めてゐる娘の美しい
撫肩
(
なでがた
)
を、軽く二三度叩いた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
胸懐(むなぶところ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きょうかい
(逆引き)
勝家は
頻
(
しき
)
りと、味方を誘った。彼がうめくようにこういうと、そのたびに、
頷
(
うなず
)
いてみせているのは滝川一益だった。しかし、その他の諸将の
胸懐
(
きょうかい
)
は、依然、見てとるにむずかしい容子ばかりである。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
胸懐(きょうかい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふところ
(逆引き)
切なさは
可懐
(
なつか
)
しさに交つて、足もおのづから
慄
(
ふる
)
へて来た。あゝ、自然の
胸懐
(
ふところ
)
も
一時
(
ひととき
)
の
慰藉
(
なぐさめ
)
に過ぎなかつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
胸懐(ふところ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“胸懐”の意味
《名詞》
胸中。心の中。
(出典:Wiktionary)
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“胸懐”の類義語
気色
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸高
胸乳
“胸懐”のふりがなが多い著者
菊池寛
島崎藤村
吉川英治