“むなぶところ”の漢字の書き方と例文
語句割合
胸懐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さう云ひながら父は、彼の痩せた胸懐むなぶところに顔を埋めてゐる娘の美しい撫肩なでがたを、軽く二三度叩いた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
そう云いながら父は、彼のせた胸懐むなぶところに顔をうずめている娘の美しい撫肩なでがたを、軽く二三度たたいた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)